アコムは甘いのか?基準や落ちた時の対処法を解説します。

人気の高い大手金融業者「アコム」は、審査が甘いとのうわさも聞かれています。この記事ではこれからアコムを利用しようと思っている方のために下記のテーマをまとめました。

  • 審査は甘いのか厳しいのか
  • 仮審査と本審査の違いとは
  • 申し込みから審査の流れ
  • もし審査に落ちてしまったら

アコムでの借り入れを検討している方はぜひ参考にしてください。

アコムの新規成約率を調査しました

アコム自動契約機の外観

アコムの審査で取り扱われる項目は一般に審査が厳しいとされる銀行系カードローンと大差がなく、新規貸付率は他の金融業者と同程度です。

アコム 42.56%
プロミス 44.88%
アイフル 44.58%

引用:アコムマンスリーレポート2020年3月期SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標アイフル月次推移【2019年10月~2020年2月】

消費者金融も営利目的の事業ですので、返済を見込めない方に貸し付けをするほどアコムの審査は甘くありません。ですが、銀行系カードローンよりは審査難易度は低いといえるでしょう。

仮審査と本審査の違いは?

アコムの融資を受ける際には仮審査と本審査を通過する必要があり、仮審査は自動与信システム(コンピュータ)による返済能力チェック(与信審査)、本審査はアコムの担当者によるチェック(申告内容に問題が無いか)と本人確認がおこなわれます。本審査は仮審査の確認と申込者本人の在籍確認だけですので、仮審査で虚偽の申告をしていなければ通過する可能性が高いでしょう。

与信審査とは申込者の返済能力や信用度を数値化しいくらまでお金を貸せるか審査することです。コンピュータで年収、勤続年数、他社借入件数などが点数化され基準値以上なら仮審査を通過できます。基準値以上であればは融資額の大小を決めるためだけのものですので、数値が極端に低くない限りは合否にそこまで影響を与えるものではないです。

仮審査で重要視されるのは信用情報(クレジットカードやローンの利用履歴)です。信用情報は指定信用情報機関に一定期間保管されていて、アコムは仮審査の段階で申込者の信用情報を照会しています。金融業者は返済が滞った事故記録を持つ申込者には融資を避けたいので、仮審査では信用情報が強く重視されます。

アコムの本審査はコンピュータではなく担当者がおこない、内容は仮審査で提出された情報が正しいものかのチェックと、在籍確認が中心です。申告した勤務先で本当に働いているかを確認する「在籍確認の電話連絡」は本審査の最後に行われ、審査はすべて終了します。

ちなみにアコムの公式サイト上にある「3秒診断」は申込みの条件を満たしているかの簡易チェックですので、仮審査とは異なるものです。仮審査を申請したこと自体が異動情報となり6か月間残ってしまうので、アコムの利用条件を満たしているかだけを確認したい場合は3秒診断を利用しましょう。

アコムに申し込みできる人の審査基準と申し込みの流れについて

アコムのパンフレット

アコムを利用できる条件は、年齢が20歳~69歳までで安定した収入がある方です。成人し、会社勤めやアルバイト・パートを安定して続けている人であれば問題ありません。
未成年者や高齢者、日雇い労働・単発バイト労働者、収入が不安定な自営業者ではアコムの利用は難しいでしょう。自営業、個人事業主が必ず利用できないというわけではありませんが、審査は会社勤めの方よりも難しくなり、提出書類も多いです。

こちらの条件はアコムが特別というわけではなく、大手の消費者金融であれば同じような条件になっています。

アコムの審査から契約までの流れはこのような順番に沿って進みます。

  1. 申し込み
  2. 仮審査
  3. 本審査
  4. 契約
  5. 借り入れ完了

申し込み方法はインターネット、電話、自動契約機、店頭窓口、郵送の5種あります。審査通過後の契約方法はインターネット、FAX、自動契約機の3種です。

インターネットでの申込み、契約は不明点などを電話で問い合わせしなくてはならないデメリットがありますが、スマホやケータイで自宅や職場から年末年始を除く24時間365日申し込みできるメリットがあります。

自動契約機(むじんくん)はインターネットからの申込み同様、年中無休(年末年始を除く)利用でき、備え付け電話で担当者に相談できるのが特徴です。ただし審査中の30分~1時間は中で待っていなければなりません。

電話での申し込みは有人対応ですので、わからない点をすぐに確認したり相談できるのがメリットです。年中無休(年末年始を除く)で申込できますが、18時以降は審査結果が翌日になります。

店頭窓口で申し込みと契約をすると、一番所要時間が少なくスムーズです。わからないことも相談でき、教えてもらいながら申し込みが進められます。ですが営業時間が8:00~22:00(年末年始を除く年中無休)と制限があり、有人の店舗自体がとても少ないデメリットがあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の状況に合ったものを選ぶと良いでしょう。

融資額が50万円以内なら本人確認書類は免許証のみ

アコムでは基本的に本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)だけあれば良く、ネット上(パソコンやスマホ)で申し込むことが可能です。

1~50万までの借入であれば、運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、健康保険証+住所が確認できる書類の中から2点が必要です。本人確認書類を1点しか用意できない場合には、住民票の写しや公共料金の領収書で代用できます。

50万円を超える借入・今回の申込で他社を含めた借入総額が100万円を超える場合には、最新年度の収入証明書類(直近1か月分の給与明細書、源泉徴収票、市民税・県民税額決定通知書、所得証明書)も1点併せて必要です。

外国人の方が申し込む場合、上記の本人確認書類に加えて在留カードか特別永住者証明書が必要です。個人事業主・自営業者の場合は確定申告書も提出し、30万円以上の借入を希望するなら収入証明書類を求められることもあります。

申込み、仮審査

はじめに、公式サイトの「今すぐお申し込み」をクリックします。手順に従って以下の情報を正確に入力します。在籍確認の都合上、携帯電話番号を勤め先情報に入力できません。

  • 申込者の基本情報(氏名、生年月日、性別、電話番号・メールアドレスなど)
  • 住居の形態(賃貸か持ち家か、住居年数)
  • 勤め先情報(勤め先の基本情報、入社年月、勤務形態など)
  • 他社からの借入状況
  • 借入希望極度額(1万円~800万円までの希望の限度額を記入する)
  • 審査結果通知とお申し込み内容確認の希望連絡先
  • 振込口座と金融機関情報
  • アンケート・申し込みのきっかけになった広告

返済能力に直結するもので、審査に大きく影響し重視される項目は、勤務形態、勤続年数、収入形態、収入(年収)、健康保険証の種類の5つです。

勤務形態は正社員、嘱託・派遣、アルバイト・パート、季節工・期間工から選択。職種は事務、営業、販売、労務、運転手、技能、技術、個人経営、法人経営、接客サービスの10択の中から選択します。

収入形態は、固定給、一部歩合給、歩合給の中から選択し、1年間の推定の年収を入力します。年収は所得税や年金が天引きされる前の金額を入力します。

そして最期に保険証の種類を社会保険、組合保険、共済保険、日雇保険、船員保険、国民健康保険、社名入国保の7つの中から選択します。

記入ミスが無いかよく確認し、正しい情報を入力しましょう。希望極度額の入力では1万円~800万円までの範囲で入力が可能ですが、必ず自身の年収の3分の1の額までにとどめておきます。それ以上の金額を入力すると、総量規制に引っかかり審査を通らなくなってしまうので注意が必要です。

またローンカードを発行してもらうのではなく銀行口座に振り込みをしてほしい場合には、銀行口座を登録します。インターネットから申込みから契約まで完結させるには銀行口座の登録が必須です。

入力後は、アコム指定の本人確認書類を提出します。書類の提出方法は、申込後に届くメールに記載されているので好きな方法を選びましょう。写しを郵送したり自動契約機まで出向いて提出することも可能ですが、会員ページからアップロードするのが一番手軽です。

本審査

本審査では、先ほど入力した情報や提出した書類をアコムの担当者が確認していきます。正確に申告をしていれば、本審査で落ちることはまずありません。電話による在籍確認もこのタイミングで行われます。

申告した勤務先電話番号に「〇〇さん(申込者)はいらっしゃいますでしょうか?」というような電話がかかってきます。プライバシーに配慮しているので、決してカードローンの審査のための在籍確認とわからないように電話をしてくれます。仮に自分が働いていない職場だと「そういう者はおりませんが…」となり、就業実態が確認できないため審査落ちしてしまいます。

契約

審査に通過すると、自分が指定した方法(電話またはメール)で審査結果が通知され、契約へと進みます。どう本人確認の書類提出をしたかにより、借り入れの仕方が変わります。

契約方法 書類提出方法 借り入れ方法
自動契約機 契約機内でスキャン ローンカードを受け取りATMでキャッシング
インターネット アプリ(アコムナビ)か公式サイト上でアップロード 銀行口座へ振り込み融資
平日14時以降:自動契約機でローンカードを受け取りキャッシング
FAX FAXで送る(仮契約審査後でも問題なし)
借入れ

インターネットからの申込みの場合は銀行振込融資だとスムーズですが、平日14時に間に合わなかった場合は翌日へ持ち越されてしまいます。その日のうちに融資を受けたい場合には、最寄りの自動契約機へ行ってローンカードを発行し、ATMでキャッシングするという流れになります。

申し込みから借り入れ完了までにかかる時間は?
アコムの公式サイトでは「審査に最短30分」と書かれていますが、電話のやりとり(在籍確認など)を合わせて、実際には平均1時間弱程かかります。審査の回答時間は土日祝日も含めて9:00~21:00ですので、20時までには申し込みを行うとスムーズです。

アコムの審査に通りやすい人の特徴

属性とは、消費者金融などで「審査するために必要な申込者本人の個人情報」のことです。氏名、年齢、住所、職種、業種、年収などの勤務先に関する事、保険証の種別、住居の種類、居住年数などをまとめて、属性といいます。

アコムに限らず、金融業者の審査に通りやすい属性というものがあり、下記のような人物像が望ましいとされています。

アコムの審査に通りやすい人の人物像
  • 年齢:20代後半~50代前半の働きざかり
  • 職業:公務員、または上場企業の正社員
  • 勤続年数:3年以上
  • 年収:高い方が良い
  • 収入形態:固定給
  • 住居:持ち家を所有している
  • 居住年数:3年以上
  • 家族構成:親と同居

20代前半では仕事を辞めやすく、50代後半では定年間近ですので、一般的に低評価になってしまいます。しっかり働けて返済能力がある人が高評価ですので、65歳を過ぎるとまず審査を通らなくなります。

安定しているという点で正社員は有利です。公務員、有名企業正社員はなお良く、反対に派遣社員や契約社員、パート・アルバイトはすぐに解雇されることもあるので比較敵不利です。自分自身に収入が無い専業主婦(主夫)も不利でしょう

勤続年数がそれなりに長ければ、安定収入があり勤続年数が長くなる傾向があり高評価となります。1年未満ではやや不利で、3年以上あれば問題ないでしょう。

同年代の平均よりも年収が多いと審査に有利です。

年代 平均年収
全体 男性 女性
20代 345万円 369万円 319万円
30代 442万円 481万円 375万円
40代 507万円 567万円 401万円
50代以上 622万円 671万円 428万円

引用:平均年収ランキング 最新版【年齢別】

そもそも総量規制があるため年収の3分の1以上の金額は借りられないので、その点は覚えておく必要があります。

固定給がもっとも有利で、一部歩合・完全歩合ではやや不利です。ただし後者でも安定した収入が見込めれば問題ありません。

賃貸で1年未満だと、転居を繰り返す人と思われてしまうこともありますが、業者によってはほとんど影響しない場合もあります。給与などと違い持ち家は差し押さえに手間が多いことが理由です

両親と同居の場合は困った時に助けてもらえると考えられ高評価となりますが、1人暮らしは「他に頼れる人がいない」という点で不利です。既婚・子持ちの場合は「生活費が高くなるから返済に不利」「家族のためきちんと返済するだろう」と、業者により判断が分かれます。シングルマザー(ファーザー)の場合には、収入と子供の人数、親と同居かを確認して総合的に判断されます。

例えば社長・資産家なども国民健康保険であるため、国民健康保険では不利ということはないです。種類が重要なのではなく、申告が正しくなされているかのチェックで確認されることが多いです。(正社員なのに国民健康保険→実際は派遣社員だった、など)

業者により見解が分かれる項目も多いため、最初に挙げた有利な属性に当てはまらなかったという場合にも過度な心配は不要です。仮審査では属性よりも信用情報の方が重要ということを覚えておいてください。

アコムに審査落ちする人の特徴と落ちた時の対処法

アコムの利用条件を満たしているのに審査に落ちてしまうこともあります。もしかすると以下に当てはまっている可能性があります。

在籍確認が取れなかった

在籍確認が取れないと、申込者が虚偽の申告をしたと判断されてしまいます。病気や事故、産休や育児休暇という理由の休職状態であっても、アコムの審査には落ちてしまいます。
自営業者・個人事業

自営業者や個人事業主は会社員に比べて収入が不安定と判断されてしまうケースがあります。きちんとした事業計画書や返済計画書の提出が求められるなど、正社員などの給与所得者よりも審査が厳しくなっています。

過去に金融事故を起こしている

個人情報信用機関には金融事故の種類によって1年~10年間記録が残り、それが原因で審査に落ちることがあります。

他社からの借入総額が年収の3分の1を超えている

総量規制制度は、1つの金融業者だけでなく利用しているすべての業者の借入金額を合わせて適応されます。したがって、アコムに申し込みをする前に他社で自分の年収の3分の1を超える金額の借り入れをしている場合には審査に通りません。

また、いくつもの金融業者から借り入れをしていると、審査に落ちてしまうことがあります。具体的に何件ならOKと出せるものではありませんが、きちんと返済可能かと担当者の心証に悪い影響が出てしまいます。もしも件数を減らせるのであれば、早めに他社の借り入れを返済して借入件数を減らしておきましょう。

こういったさまざまな理由で審査に落ちてしまった場合は、中小消費者金融の利用を検討したり、副業などをして収入を上げたり、信用情報が回復するのを待つなど、対策を講じると良いでしょう。

大手であるアコムの審査が通らなくとも、中小の金融業者なら比較的審査や要件が甘いところも見つかるはずです。総量規制に引っかかる場合には、アルバイトなどの副業をして年収を増やす対策が良いでしょう。過去に金融事故を起こしているなら、時間が過ぎるのを待つしかありません。

大手の安心感があり、借入れから30日間は無利子になるアコムのカードローン。審査をスムーズに通過できるようしっかりと準備をして申込みに臨みましょう。

アコムの審査を受ける前に、以下の2点をしっかり確認しましょう。

銀行カードローンよりも金利は高い
確認される項目などは同じとはいえ、アコムは比較的手軽に利用できる分金利が銀行系カードローンより高めに設定されています。すぐにお金が必要なのか、時間はかかっても低金利が良いのかなど、自分の中のニーズをしっかり確認しましょう。
審査を受けた段階で信用情報に履歴が残る
審査の合否にかかわらず仮審査を申請した時点で、そのこと自体が個人情報信用機関に6か月間保存されます。

個人情報信用機関には、日本信用情報機構(JICC)、指定信用情報機関(CIC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3つがあり、アコムはJICC、CIC2社と信用情報を共有しています。

シミュレーションや早見表で返済プランをイメージする
アコムの公式サイトには、審査申し込み前に返済計画をある程度立てることができるシミュレーション・早見表があります。実際に申し込む前に、まずはいくら借りたら月々はどのくらいのペースで返せるのかを見通しておくことが大事です。
審査通過後は楽天銀行の口座を開設しましょう
無事に審査を通過したあとは、楽天銀行の口座を開設することをお勧めします。24時間いつでも振り込みによる借入が可能になり、手数料が無料になるからです。ローンカードを使用した借入れだとATMなどの営業時間の制限を受けますが、ネット銀行の楽天を利用することでフレキシブルに借入れを受けられて大変便利です。銀行振込による借入や返済で気になる都度の手数料も楽天銀行であれば無料ですので無駄がありません。