金利は貸金や預金に対する利子のこと!

お金を預けたり、借りたりすると必ず耳にする金利や利息といった言葉。

なんとなくで使いがちですが、ちゃんとそれぞれの言葉には意味があります。

金利に関わる言葉の意味や、金利の計算方法など、金利にまつわることを勉強していきましょう。

金利の言葉の意味をわかりやすく解説!


まず始めに

・金利
・利息
・利子
・利率
・年率
・年利

の6つの言葉の意味について解説します。
どれもほとんど同じ意味合いで使われる言葉ですので、実際のところ詳しく使い分ける必要はないといえますが、ちょっとした違いがあるので、覚えておくと便利かもしれません。

金利・利率


金利と利率は同義語として利用される言葉です。
金利・利率とは、お金を預けたり、お金を借りたりしたとき、元金に対して発生する利子のこと。
大体のところで、金利は具体的な金額ではなく%表記であらわされ、預けたり借りたりしたお金に対して発生する金額の割合を示す言葉となっています。
ex.
金利18.0%
利率14.0%

利子・利息


利子と利息は同義語として利用される言葉です。
貸した(又は借りた)金銭に対して、債権者が債務者から定期的に定められた割合(金利)で受け取るお金のことを指します。
金利や利率は割合(%)で示されることが多いですが、利子や利息は具体的な金額で提示されることの方が多くあります。

使い分けとして
お金を貸す側⇒利息
お金を借りる側⇒利子
という使い分けで言葉を使用します。
ex.
今月のお利息を受け取る。(貸した側)
今月の利子を支払う。(借りた側)

年利


お金を貸したり借りたりした際に定められた、1年にかかる利息や利率のこと。
具体的な金額を指す場合もあれば、割合を指す場合もある。
ex.
18.0%の年利で50万円借りた。

年率


1年あたりの数値の増減割合を指す言葉。
金利などのお金に関わる際に使用される場合には、年間にかかる利率や利息のことを指す。
増減に対して使われる言葉ですので、金額がマイナスされるときにも使用される言葉だが、お金の貸し借りの時には負担する金利に対して使用されることが多い。
ex.
私が借りた10万円にかかる年率は18.0%ですので、
年間1万8千円の利息を払う必要がある。



金利計算をわかりやすく解説!


ローンを組んだり、キャッシングしたりするときには、必ず金利のお話が出てくると思います。

でも、その金利の話で、

今なら通常の5%から-0.7%の4.3%の金利でローンを組むことができます。
固定金利なら2.5%、変動金利なら現在2.3%でローンを組むことができます。

など、金利についてしっかりと把握していないと、どういう制度でどれくらいのお金がかかるのかわからなかったりもします。

ここからは金利計算の方法についてわかりやすく紹介をします。

金利の計算方法


銀行や貸金業者からお金を借りるときに紹介される金利は年利のことですので、1年間に元金に対して○○%の金利がつくという形がデフォルトとなっています。

そのため、基本的にはまず年間にかかる金利を計算してから、1ヶ月ごと、1週間ごと、1日ごとなど、細かい日数にかかる金利を算出します。
※法律で、年間最大20%を超える利息を徴収することを禁じています。

まず最初に紹介するのは、年利の計算式。

年利は元金に対して1年にかかる利子のことですので、
元金×年利
という計算式で算出することが可能です。

年利を計算したらあとは返済期間に合わせて、1回の返済にどれくらいの金利がかかるのかを計算します。

例えば返済が1月に1回なら
元金×年利÷365(1年)
で1日にかかる金利を計算した後、その月の日数をかけることで1ヶ月の利息が計算できます。

ex.
10万円を18.0%の金利で借りたときの月の金利計算

10万円×18.0%÷365×30(1ヶ月の日数)=約1479円

基本的に金利は年利で表示されています


日本の貸金業を営む正規の業者は、基本的に金利表記を年利で表示しています。

どうして年利なのかというと、利息制限法に定められる上限金利の表記が年利で表記されているからなどが理由として考えられます。

利息制限法によって定められる金利の上限は以下の通り。
10万円未満の借入⇒年利20%
10万円以上100万円未満の借入⇒年利18%
100万円以上の借入⇒年利15%

金利の上限を決めている利息制限法の記載が年間表記であるに年利で表記したほうが都合が良いということが考えられるんですね。

また、貸金業者の表示する金利は実質年率と呼ばれるものです。
この実質という部分も金利が年利で計算されることに関わっているといえます。

単利と複利


キャッシングやローンで金利計算をするとき、基本的な金利の計算方法は単利での計算方法となります。

しかし、金利計算には単利と複利というよくわからない言葉が出てきたりもします。

単利と複利についても簡単に頭に入れておきましょう。

単利

単利とは、借りている元金に対してのみ金利計算を行う金利計算方法です。

例えば10万円借りて金利が年率18%だとします。
すると、1年間にかかる金利合計は1万8千円だということがわかります。
この計算で1年間返済を行わなかった場合、借入残高は11万8千円となるわけですが、単利の場合、元金にのみ金利がかかりますので、次の1年も借りた10万円に対して18%の金利がかかります。

金利計算の時には元金のみに対して利率が当てはめられる金利計算の方法というわけです。

複利

複利は単利とは異なり、金利にたいしても金利が発生する計算方法です。

例えば10万円を18%の金利で借りるとしたら1年間に1万8千円の金利がかかり、1年後には借入残高が11万8千円となります。
しかし、次の1年の金利は元金と利息の11万8千円に対して利息が発生し、支払う金利が21240円と金利負担が大きくなってしまうのです。(10万円(元金)にかかる1万8千円の金利にプラスして1万8千円(1年分の利息)の利息を支払う必要があります。)

複利の場合、翌年以降も元金+利息の利息分をプラスして支払いしなければいけません。
単利と異なり金利負担が雪だるま式に増えてしまいますので注意が必要です。


実質年率とは


実質年率とは、保証会社に保証を委託する際の保証量やキャッシング・ローン利用の際の事務手数料等を含んだ利息のこと。

貸金業法という法律では、こういったお金を借りる際に必要な経費を金利の中に含めて表記しなければならないと定められています。

本来、金利のみを表記するのであれば年率○○%と表記するだけで良いのですが、貸金業法に利用手数料などの料金を含めないといけないと定められていることで、消費者金融などでは実質年率という形で金利を設定しているのです。

実質年率という言葉の中には金利以外に
・紙代
・利用手数料
・事務手数料
などの料金が含まれているということなんですね。

金利の仕組みを知っていればお金を借りるときも安心!


現在、銀行や大手消費者金融などからお金を借りる場合、単利の年率で上限金利法の範囲内での金利支払いをすることでお金を借りることができるので、金利が増えすぎるということはそうそうありません。

しかし、友人間の貸し借りや闇金と呼ばれる違法業者は上限金利法や貸金業法を無視した金利設定でお金を貸してきたりもします。

トイチ(十日で1割の金利)やトゴ(十日で5割の金利)、トサン(十日で3割の金利)やカラス金(1日で1割の金利)といった法外な金利では絶対にお金を借りないようにしましょう。

言葉の意味や金利の制度がわからなくて契約を交わしても、お金の貸し借りは民事ですので警察は動いてくれません。
自分の身を自分で守るためにも、必要な知識はしっかりと頭に入れて置くようにしましょう。