カードローンの審査落ちの原因と対策をまとめました

このページでは、カードローンの審査に落ちる理由や、審査落ちの具体的な対策について解説します。

  • 審査に落ちる原因を申込前に把握しておきたい
  • 審査落ちの対策を詳しく知りたい
  • 万が一に審査に落ちた場合、再申込が可能か確認したい

これらの要望にお応えできるよう、審査落ちの原因や対策について詳しく解説しています。ぜひ参考にして下さい。

カードローンの審査に落ちる7つの理由


カードローンの審査で重視される点は次の3つです。

・申込条件を満たしているか
・信用情報に事故情報などの問題がないか
・融資にみあった返済能力があるか

簡単に言えば、審査に落ちる原因はこの3つに問題があると判断されるからに他なりません。

問題ありと判断される具体的な理由は以下の通りです。

・申込条件を満たしていない
・信用情報に長期延滞や債務整理などの事故情報がある
・申込内容に虚偽申告がある
・他社借入件数、借入残高が多い
・短期間にローンなどの金融商品に複数申込みしている
・在籍確認が取れない
・保証会社が関わる金融商品で過去返済トラブルを起こしている

この7つの要因や理由の具体的な内容はどのようなものか、具体的に解説します。

申込条件を満たしていない

カードローンの申込条件をクリアするには、次の4項目をすべて満たす必要があります。

申込条件
カードローンにお申込いただける方
(1)満年齢20歳以上62歳以下の方(※1)
(2)日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
(3)お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
(4)楽天カード株式会社または株式会社セディナの保証を受けることができる方(※2)
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2 当行が認めた場合は不要です

引用:https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/details/?l-id=top_T_170522_0002_CO564

実は、カードローンの申込条件は、公式サイトの他のページで簡略化して書かれているケースがあり、本来の条件を知らずに申込んでしまった結果、審査落ちする事例も見られます。

ここでは、楽天銀行を例にとり解説してみます。

簡略化の一例
Q カードローンに申し込みできる条件はありますか?

A 日本国内に居住する20才から62才までで、お仕事に就かれており毎月安定した定期収入のある方であれば、どなたでもお申込みいただけます。もちろん、パートまたはアルバイトでお勤めの方もお申込みいただけます。
引用:https://help.rakuten-bank.co.jp/app/answers/detail/a_id/5538/kw/カードローン申し込み
正式な申込条件は簡略化されたものと比較して、雇用形態によって年齢制限が異なったり、保証を受ける必要があったりするなど、より細かな条件設定されているため注意が必要です。

特に、申込条件起因の審査落ちで多いのが信販会社の保証を受けられないというものです。この点は、後述の保証会社が関わる金融商品で過去問題を起こしているの項目で詳しく説明していますので、ご一読下さい。

信用情報に長期延滞や債務整理などの事故情報がある

信用情報とは、ローンやクレジットといった信用取引に関係する個人情報を指し、照会することで、その人の返済状況、利用残高、申込状況などの履歴が確認できます。

カードローンの審査ではこの信用情報が必ずチェックされ、記録された情報に次のような事故情報が登録されていた場合、審査を通過することができません。これは事故情報がある=貸し倒れリスクが高いと判断されるためです。

審査落ちの原因となる事故情報と信用情報機関における登録期間
事故情報 CIC JICC KSC
61日以上の長期延滞 5年 1年 5年
3ヶ月以上の連続延滞 5年 5年 5年
債務整理(任意整理、個人再生、特定調停) 5年 5年 5年
自己破産 7年 5年 10年
代位弁済 - 5年 5年
代位弁済 - 5年 5年
信用情報は次のような信用情報機関で登録・管理されています。

  • 株式会社シーアイシー(CIC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

カードローンの審査では、これらすべての信用情報機関で信用情報を照会・チェックされます。そのため、どこか1ヵ所にでも事故情報が残っていた場合は、まず審査に落ちると考えて間違いありません。

なお、事故情報は上記の表にある期間信用情報機関に登録され、期限が過ぎると削除されます。

申込内容に虚偽申告がある

審査に少しでも有利にしたいとの思いから、申込書・申込フォームの記入の際に虚偽記載をしてしまうケースがよく見られます。

しかし、虚偽申告は審査に多大な悪影響を与え、即審査NGにつながる要因となります。これは、審査において申込者は誠実で信用性が高いか嘘を申告して返済能力をごまかしていないかなども、合否の判断基準となっているためです。

・年収を実際よりも高く申告する
・勤続年数を水増しする
・他社借入件数や借入残高を少なく申告する
・自分の職業を偽って申告する

こういった虚偽申告は、審査を有利にするどころか審査落ちを招くものですので、絶対に行わないようにしましょう。

また、万が一審査を通過して契約まで至ったとしても、後日虚偽申告が発覚した場合は強制解約+一括返済+以後の申込不可といった、重いペナルティが科せられる可能性があります。

他社借入件数、借入残高が多い

銀行カードローンは貸金業法の総量規制の対象とはなりません。しかし、現在国内の各銀行はカードローンの過剰融資批判を受け、貸付け上限を自主規制する傾向にあります。

銀行の自己規制による貸付け制限の目安は年収の2分の1から3分の1とされ、カードローンもこれに当てはまります。そのため、他社借入残高が貸付け制限の目安を超過している場合、審査通過は難しくなります。

また、他社借入件数は申込者の信用度・返済能力を判断する基準の1つで、件数が多ければ多いほど、審査落ちの可能性が高くなります。一般的には、2社までは安全圏、3社以上は審査通過が厳しくなるとされています。

短期間にローン、クレジットなどの金融商品に複数申込みしている

ローンやクレジットカードの申込履歴は、信用情報機関に過去6ヶ月分記録されています。審査の際、短期間に複数の金融商品に申込をした記録が確認されると、審査落ちの可能性が高くなります。これは、申込者が以下のような状況にあると推測されるためです。

・複数のローンやクレジットカードの審査に落ち、申込を繰り返している
・融資が受けられるなら、どんなローンやキャッシングでもいいというくらい切羽詰まっている
・多重債務を抱えるリスクが高い状態にある

これらの状況にある申込者は、審査において返済能力や信用情報に問題があるのでは?と判断されるため、審査落ちしやすい傾向にあります。

在籍確認が取れない

カードローンは、専業主婦を除くすべての申込者に対し電話による在籍確認を行っています。在籍確認が原因で審査落ちとなるケースには、次のようなものがあります。
・在籍確認の電話が申込本人につながらなかった
・申込の勤務先情報が虚偽申告であることが発覚した
・休職、産休中であることが判明した
・転職前の勤務先を申告していることが発覚した
上記いずれかに該当すると、審査の最終段階で勤務実態がない=返済能力や信用性に問題があると判断され、審査落ちにつながります。

なお、在籍確認は勤務実態を確認し、返済能力の裏付けを取る重要な工程となるため、原則として申込者都合での省略はできません。

保証会社が関わる金融商品で過去返済トラブルを起こしている

カードローンの申込条件の1つに信販会社の保証を受けることができる方というものがあります。

楽天銀行の場合であれば、楽天カード株式会社または株式会社セディナの2社は、カードローンの保証を行う保証会社です。つまり、この2社のいずれかから保証してもいいですよと判断されなければ、契約することはできません。 

また、カードローンの保証だけでなく審査業務も行っています。そのため、過去この2社のいずれかと長期滞納や債務整理、代位弁済などの返済トラブルを起こしていた場合、審査通過の可能性はゼロに近いとみて間違いありません。

保証会社2社で返済トラブル履歴があると審査落ちする理由
信用情報の事故情報の場合、一定期間信用情報機関に登録後、期限を迎えると情報が削除されます。しかし、各金融機関や保証会社は、返済トラブルの情報を自社で半永久的or長期間保管しています。

そのため、返済トラブルを起こしたことのある方は、信用情報からその情報が削除された後であっても、ぞれぞれの会社から保証を受けることはできません。

つまり、カードローン自体で返済トラブルを起こしたことがなかった場合でも、審査と保証を担当する信販会社にトラブル履歴が残っている限り、カードローンの審査に通過できる可能性はない、ということになります。

家賃滞納やマイワンカードで返済トラブル歴がある人も要注意
株式会社セディナは事業として家賃保証業務も行っています。そのため、セディナが家賃保証をしているアパート・賃貸マンションなどの物件で返済トラブルを起こし、代位弁済(保証会社による立替え)が実行されていた場合、審査通過の可能性はありません。

また、過去にマイワン(MY ONE)で長期延滞、債務整理の経験がある場合も、審査落ちする可能性大です。その理由は、マイワンがカードローンの前身に当たるカードローンだからです。

マイワンで長期延滞や債務整理を起こした人がカードローンへ申込むということは、返済トラブルを起こしたカードローンへ再び申込むことと同じです。これでは当然、審査に通るはずがありませんよね。

家賃滞納やマイワンの返済トラブルが審査落ちの原因になることは、あまり周知されていません。セディナの家賃保証やマイワンを利用したことのある方は、過去返済に問題がなかったか十分確認しておくことをおすすめします。

申込前に信用情報機関で情報開示する

審査落ちの原因や要因を踏まえると、どのような対策を立てるべきかが見えてきます。では具体的な対策を解説しましょう。

実際の信用情報の登録は、本人の記憶通りの情報とは限りません。自分では把握していない延滞情報の登録があったり、一定期間が経過し削除されたと思っていた事故情報が残っていたり、記憶とのズレがしばしば見られます。

自分が把握していなかった事故情報や申込履歴などが、審査落ちの原因となるケースは少なくありません。そんな事態を回避するためにも、申込前に信用情報の開示請求を行い、正確な情報を確認することが大切です。


信用情報を開示し、事故情報が残っていた場合は審査通過は困難です。期間をおいて再度信用情報を開示し、事故情報が完全に削除されるのを確認してから申込むようにしましょう。

他社借入件数・借入残高を整理して減らす

カードローンへ申込む前に、他社の借入を整理し、借入件数や借入残高を減らすことも審査対策になります。借入件数、借入残高を効率よく減らす方法には、次のようなものがあります。

利用しないカードローンやクレジットカードのキャッシング枠を整理する

使っていないカードローンやキャッシュカードのキャシング枠があれば、事前に解約することをおすすめします。解約を推奨する理由は、カードローンの利用枠(利用限度額)やクレジットカードのキャッシング枠は、実際に借入れしているかどうかによらず借入残高と判断されるためです。

利用していないカードローンは解約
利用予定のないクレジットカードのキャッシング枠は0円にする
これだけのことで、数十万円分の借入残高を減らせるケースも少なくありません。

ただし、カードローンの解約やクレジット枠変更の情報が信用情報機関に反映されるのは、手続き完了後1〜2ヶ月経ってからです。申込で万全を期すなら、以下の手順を踏むとよいでしょう。

1.カードローンの解約、クレジット枠0円へ変更する手続きを取る
2.情報反映まで2ヶ月程度待つ
3.信用情報の開示請求をし、解約やクレジット枠変更情報が登録されているのを確認
4.カードローン申込

申込書や申込フォームの記入時、記載ミスに気をつける


申込の虚偽申告、虚偽記載は問題外ですが、記載ミスが審査落ちの原因となります。その理由は以下の通りです。

・本人にそのつもりがなくても、虚偽申告と疑われる危険性がある
・借入件数や借入残高の記入が実際と異なる場合金銭管理がずさん返済に対する意識が低いと判断され、審査に悪影響がでる

特に、年収や勤務状況など返済能力と関係が深い項目で記載ミスをした場合、虚偽申告と判断されれば即審査NGとなる可能性もあります。そういった事態を避けるためにも、申込書や申込フォームは、記載ミスがないよう慎重に慎重をかさねて記入して下さい。

在籍確認の電話を確実に対応できる準備しておく


在籍確認が審査落ちの原因となるのは、申込段階で虚偽申告をしていたケースを除けば、電話が本人につながらず在籍確認が取れなかった場合が大半を占めます。

・勤務先電話番号として代表番号を申告していたため、所属部署に電話がかかってこなかった
・勤務先が個人情報保護に厳しく、外部入電に社員の在籍の有無を答えなかった
・自分以外で電話をとった人間の対応がずさんで在籍確認NGとなった

上記のような理由から在籍確認の電話に対応できず、審査落ちになる事例も見られます。在籍確認失敗を回避するためにも、以下のような対策をしておきましょう。

・申込時、勤務先電話番号は所属部署など、自分が電話をとれる番号を申告する
・電話担当者がいる場合は、在籍確認予定日に自分宛に電話がかかってくる旨を伝えておく
・在籍確認予定日時に離席する場合は、周囲に自分宛の電話があることを伝えておく
・外部からの入電に社員の在籍情報を公開しない勤務先の場合は、在籍確認予定日のみ特別対応ができないか勤務先に相談する

なお、自営業者や個人事業主、フリーランサーの在籍確認には、固定電話番号が必須となります。携帯電話による在籍確認には対応していないので、注意が必要です。

審査落ちした後に再申込する場合の注意点


カードローンへの再申込を検討する場合、前述のカードローン審査落ち回避の具体的な対策を徹底することが大切です。また、これに加えて重要となるのが、再申込をするタイミングです。

カードローンの公式サイトには前回申込から6ヶ月以内の再申込は不可な旨明記されています。再申込を行う場合は、最低6ヶ月間を開けることを忘れないようにしましょう。

再申込のタイミングに関する記載例 Q 以前カードローンの審査に落ちました。再度お申込できますか?
A 過去6ヶ月以内にお申込をされたお客さまのお申込はご遠慮いただいております。過去6ヶ月以上前にお申込いただいた方については、再度お申込いただけますが、審査の結果によってはご融資できない場合もございますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

引用:https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/screening/

審査落ちの理由が保証会社との返済トラブルにあった場合、何度申込を繰り返しても審査通過することはできません。そこで必要となるのが、カードローン以外の検討です。

この検討で外せないポイントとなるのが対象となる信販会社が保証するカードローンは避けることです。審査落ちの理由が信販会社にあるということは、信販会社が同じであれば他カードローンの審査にも通過できないことを意味します。

以下に、株式会社セディナが保証する銀行カードローンをまとめていますので、参考にして下さい。
銀行名 銀行カードローン商品名
愛知銀行 カードローン愛
静岡中央銀行 プレオカード
清水銀行 しみずアシストカードローン
名古屋銀行 新ミニマム、カードローンS
三重銀行 みえぎんカードローンセレクト
もみじ銀行 ミニカードローン
佐賀銀行 フリーカードローン
筑邦銀行 ミニカードローン
北九州銀行 マイカード きたきゅう君、マイカード プレミアム、ミニカードローン
まとめ
【カードローンの審査に落ちる理由】
・申込条件をすべて満たしていない
・信用情報に長期延滞や債務整理などの事故情報がある
・申込内容に虚偽申告や記載ミスがある
・他社借入件数、借入残高が多い
・短期間にローンなどの金融商品に複数申込みしている
・在籍確認が取れない、完了しない
・保証会社が関わる金融商品などで過去返済トラブルを起こしている

【審査落ち対策】
・申込前に信用情報の開示請求を行い、事故情報がないことを確認してから申込む
・利用しないカードローンを解約する
・利用していないクレジットカードのキャッシング枠を0円に変更する
・申込の記入ミスを避けるため、慎重な記入と見直しを徹底する
・在籍確認の電話に確実に対応できる事前準備をしておく

【審査落ち後の対応】
・再申込を検討する場合は、前回申込から最低6ヶ月期間を空ける
・保証会社2社起因の審査落ちの場合は、他社カードローン申込を検討する
・上記の場合、セディナ以外が保証している銀行カードローンを選択する