月々の返済金額が少なく、毎月の負担が小さいと宣伝しているリボ払い。 最初のうちはすごく便利!魔法のカードみたい!なんて浮かれて使ってしまいがちですよね。 でも、気がついたら
  • 元本がいくらかわからない
  • どの買い物の返済が終わったのかわからない
  • 返済する金額が増えてる
  • いつ返済が終わるの
なんて陥っていることも少なくありません。 リボ払いは便利な反面、返済にかかる手数料が積み上がって返済負担が大きくなるデメリットもあります。 リボ払いの手数料計算の方法と、返済が終わらない仕組みについて確認をしていきましょう。

リボの金利手数料の計算方法を分かりやすく解説

リボ払いとカードローンの返済では、どちらも返済時に支払いに金利手数料がかかります。 しかし、両者の金利手数料の支払い方法には金利手数料が返済金額に上乗せされるか返済金額に含まれているかの違いがあるのです。
リボ払い 設定返済額に金利手数料が上乗せ ex. リボ払いで5000円の返済を行うときには5000円+金利手数料の支払いが必要。
カードローン 設定返済額の中に金利手数料が含まれている ex. カードローンで5000円の返済を行うときには5000円だけ支払えばOK。
この仕組みを理解したうえで、金利手数料の負担がどれくらい大きくなってくるのかを確認していきましょう。 リボの金利手数料は実質年利で計算されます。 1月にかかる金利手数料の計算は以下の順番で行います。
  1. 利用残高×実質年利=1年間にかかる金利手数料
  2. 1年間にかかる金利手数料÷365(1年)=1日にかかる金利手数料
  3. 1日にかかる金利手数料×30(1ヶ月)=1ヶ月にかかる金利手数料
実質年利というのは1年間にかかる金利手数料のことですので、実際に支払う月々の金利手数料を計算するときには1年間にかかる金利手数料をを元に、1ヶ月に支払う金利手数料を計算する必要があるのです。 それではここで、5万円のリボ残高がある場合の金利手数料計算の例を見ていきましょう。

実質年利15%。リボ借入残高5万円の金利手数料の計算方法

5万円のリボ残高に対して実質年利15%の金利手数料がかかるので、 5万円×0.15(実質年利15%)=7500円(年間にかかる金利手数料) 7500円(年間にかかる金利手数料)÷365(1年)=20円(1日にかかる金利手数料)※小数点以下切捨て 20円(1日にかかる金利手数料)×30(1ヶ月)=600円(1ヶ月にかかる金利手数料) となるので、支払い初月にかかる金利手数料は600円となります。 リボ払いの金利手数料計算は毎月締日の時点のリボ残高に応じて行われるので、残高が多ければ多いほど手数料の金額が大きくなるということを覚えておきましょう。

リボ払いがやばいと言われる理由は終わらない仕組みにある

リボ払いは、数万円や十数万円の買い物など、借金として比較的少額といわれる額に使用する分にはとても便利な支払い方法です。 しかし、利用する額が高額になると、手数料の上乗せのせいで元金返済分の倍の額を負担しなければならないこともあります。 リボ払いで有名な
  • 三井住友カード
  • 楽天カード
  • エポスカード
といったクレジットカードでは、リボの金利手数料を15%としているので、 金利手数料15%で
  • 20万円の利用を、元金返済を月々10000円で行うケース
  • 100万円の利用を、元金返済を月々10000円で行うケース
を比較してみましょう。

20万円を金利手数料15%。元金返済10000円で行ったときの返済計画の表です。

20万円の利用だと、完全に支払いが終了するまでに20回。 手数料も2万円ちょっとと、そこまで問題視するほどでもないのかな?なんて感じちゃいますよね。 元金返済が1万円で、手数料をプラスしても最大で2500円くらいしかプラスされませんし、、、 でも、これが100万円になったらどうでしょう?

100万円を金利手数料15%。元金返済10000円で行ったときの返済計画の表です。

金利手数料は合計で約62万円。 借りる額が5倍になると、金利手数料は30倍に増えてしまい、最終的に160万円以上の支払いが必要となってしまうのです。 リボ払いで少額を利用していると、毎月の負担が少ないのに現金で買うにはちょっと辛い高額の物を購入できてしまうので、あっという間に限度額一杯に達してしまうことも少なくありません。 20万円くらいの利用だと毎月の返済で確実に減っていく残高と、少ししかかからない金利手数料で利便性だけを感じがちかもしれませんが、利用額が50万円、100万円と増えていくごとにリボの手数料の恐ろしさに気がつくことも、、、

気付かないうちに返済額が大きくなる理由

最初に5万円の買い物をしてリボ払いを行ったとして、1回目の返済後にまた5万円の買い物をリボ払いで行ったとします。 (元金返済設定は10000円です。) リボ払いは設定した元金返済分に金利手数料をプラスして支払いを行うので、利用残高が9万円と増えてしまうと手数料は1回目の返済よりも高額になります。 手数料が知らず知らずに増えていき、毎月の支払い額がどんどん大きくなって行くのがリボ払いの恐ろしいところです。 手数料が元金返済の設定額を上回った時点で、あなたのリボの借金は首が回らなくなる一歩手前にいると言えます。 リボ払いの買い物やキャッシングは便利な反面、底なし沼にはまりやすいことでも有名です。 利用するときには計画的に、少額の利用に留めるようにしましょう。 そうなる前にこれからご説明する、計画的に支払いを行いリボ払いから一秒でも早く脱出することをおすすめします。

クレカのリボ金利よりも銀行カードローンの金利の方が低い

少額の利用に対してはとても利便性が高いクレカのリボ払い。 しかし、利用額が高額になればなるほど、どのように返済したら良いのかわからなくなる負のスパイラルに陥ることも少なくはありません。 例えば100万円以上のリボの借金がある場合。 この場合、クレカのリボで返済し続けるよりも、ある条件を満たしたカードローンで返済をしたほうがはるかに金利を抑えられる場合があります。 その条件の一つ目が金利です。カードローンは、クレジットカードのリボ払いとは異なり、会社によって大きく金利設定が異なります。 そして、それが銀行カードローンであればクレカのリボ払いから抜け出し、さらに金利を下げることができます。 一例として大手クレジットカードのリボ手数料率を一覧にしてみます。
クレジットカード会社 リボ払い実質年率
アメリカンエキスプレス 14.9%
りそなカード 15.0%
ワイエムセゾンカード 14.52%
MUFGカード 15.0%
三井住友VISAカード 15.00%
JCBカード 8.04%~18.0%0%
JP BANK カード 15.0%
マスターカード 15.0%
セディナカード 15.0%
ジャックスカード 15.0%
ライフカード 15.0%
楽天カード 15.0%
イオンカード 15.0%
オリコカード 15.0%
エポスカード 15.0%
セブンカード 15.0%
ACマスターカード 14.6%
ミライノカード 8.04~18.0%0%
Yahoo! JAPANカード 18.0%%
上記は各カード会社のショッピング利用時のリボ払いの実質年率を表にしたものです。 おそらく多くの方が、ショッピング枠としてリボ払いを利用していることでしょうから、概ね実質年率は15.0%のところがほとんどだということが分かります。 つまり、この金利よりも低い金利の銀行カードローンに全てのリボ払いを移してしまえばよい訳です。 とにかく最悪なのが、複数のクレジットカードでリボ払いを利用しているという状態です。 これらを一か所に借り換えしてしまいます。これをリボの借り換えと呼びます。 多くのクレジットカード会社のリボ払いは、ほとんどがいくら借りていても15.0%の固定金利であることが分かります。 つまり、いくら借りていようが金利が下がることはないということです。 それを全て一か所の銀行カードローンにまとめてしまえば、その金額に応じてさらに低い金利が適用される可能性が大いにあるということです。 とはいえ、ほとんどの銀行系カードローンは既に複数社から借入している人やリボ払いを繰り返している人への門を固く閉ざしているというのが現状です。 しかも、ほとんどの人が既に結構な額を借りている為、総量規制(年収の3分の1以上は借りられないという規制)に引っかかってしまい原則、消費者金融で借り換えすることもままなりません。 しかし、ネット銀行系である楽天銀行カードローンは、このような借り換えニーズに対して現状は積極的です。 おそらく大手銀行カードローンに申し込んでもほとんどの人が審査落ちで信用情報に傷が付いてしまうでしょう。その点では、リボを借り換えするのであれば楽天銀行がベストであると言えます。 ちなみに、楽天銀行の金利は1.9%~14.5%ですから、どんなに少額でも通常のリボ払いよりはまず金利が下がります。

楽天銀行カードローンの金利表

ただし、新規申し込み時点では毎月返済額をこちらで設定することはできず、以下のような返済額になります。

楽天銀行カードローンの返済額

毎月の返済額はかなり低い為、とにかく月々の支払額を下げたいという方にもおすすめできます。 しかしとにかく早く元本を返済したいということであれば、返済方式を元利込定額返済に変更するようカードセンターに連絡してください。 ただ新規申し込み時点での返済方式でも、余裕のある時に追加返済を積極的に行っていけば、元本が減っていきます。 ですから今よりも低い金利で、月々の返済負担も少ない状態で、元本も減らせる、という状況を実現できるかもしれません。