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審査なしで借りれる安全なカードローンは存在するの?

カードローンを利用する時に避けて通ることはできないのが、審査です。

結論から申し上げてカードローンの審査を行わずに安全にお金を借りることは不可能です。

なぜなら、貸金業者もお金を貸すことでリスクを負っているからです。貸金業者は貸したお金が返ってこないなど、貸し倒れのリスクを常にはらんでいます。

目次

無職の場合はアルバイトをするか質屋を利用するしかない

残念ながら無職で収入のない方はカードローンを利用することはできません。

銀行法が適用される銀行カードローンも審査を強化していますので、利用することはできないでしょう。

ですので、既に退職した高齢者の方は一般的には厳しいというのは間違いありません。

一般的にはと言ったのは、地銀のカードローンは年齢上限が65歳とか70歳まで設定しているところがあるからです。

さらに年金収入や土地を資産と見なして対応してくれる場合もあります。長く付き合いのある地銀ならさらに可能性は上がります。

無職の方は安定した収入源を確保するために、アルバイトを始めてから申込みをするしかありません。

とはいえ、アルバイトに就いたとしても、2か月分の収入証明を得るまで待っていられないという方がほとんどでしょう。

誰からもお金を貸してもらえない場合は、大黒屋やコメ兵といった質屋を利用するしかありません。

あなたの所有物を担保にしてお金を貸してくれます。もし期日までに返済が出来なければ、質流れとなります。

質流れというのは、借りたお金の返済をしなくても済む代わりに、質入れした担保が返ってこなくなることを指します。

通常質流れまでの期間は3ヶ月です。3か月以内に返済をすれば、担保は取り戻せますし、3か月以内に借入額と利息を払うことが出来なければ質流れとなります。

[jin-fusen2 text=”申し込みブラックの場合はどうしたら良いの?”]

返済遅延や申込みブラックなど、信用情報に傷がついて借入ができないなら、ブラックの方にも貸付をした実績のある、正規の中小消費者金融を利用するのも手段の一つとして挙げられます。

確かにブラックの方だと厳格な審査のある銀行カードローンではほぼ通らないことが考えられます。

しかし、だからといって審査のない怪しげなところで借入するのは得策ではありません。

また、自己破産したのか任意整理したのかブラックの重さにもよりますが、ブラックリストへの記載は一定の期間が経過すれば自動で消えます。過去にそのような経験があって心配な方は一度信用情報を取り寄せてみてはいかがでしょうか?

また、もしもあなたがまだクレジットカードを持っているなら、キャッシング枠を拡げる交渉をするという手段も残されています。きちんと返済をしていることが条件ですが、返済遅れをした程度ではキャッシング枠が広がらないということはあまりありません。サービス利用が出来ていますし、審査に落ちて傷がつくわけではないので一度チャレンジしてみるのもありです。

即日でお金を受け取りたいなら消費者金融一択

もし、急いでいて審査をする時間がないというのであれば、大手の消費者金融一択です。

銀行や中小消費者金融は意外とお金を受け取るまでに時間がかかります。

しかし、大手の消費者金融であれば、審査自体は30分以内に完了します。スムーズにいけば、お金を借りるまでに1時間以内という即日対応も可能です。

[jin-fusen2 text=”プロミス”]

審査通過率 約43%
金利 4.5%~17.8%
審査スピード 最短30分
使用用途 生計費(生活費、レジャー資金、教育資金など)に限ります。

テレビCMでも速さを売りにしているプロミス。

初回借入の際の速さはアコムやアイフルと同じ位ではありますが、瞬フリというサービスを利用することでいつでもどこでも一瞬で借入が可能になるサービスが人気の消費者金融です。

速さと借りやすさを求めるならプロミスがおすすめです。

[jin-fusen2 text=”アイフル”]

審査通過率 約46%
金利 3.0%~18.0%
審査スピード 最短30分
使用用途 生計費(生活費、レジャー資金、教育資金など)に限ります。

大手消費者金融の中で唯一銀行グループの傘下に入っていないのがアイフルです。

銀行グループの傘下に入っていないということは、他社借入で問題を起こしていたとしても、正確な情報がアイフルには届いていないと考えられます。

審査通過率はアコムの方が上ですが上記の理由からアイフルは推しです。

今までに銀行カードローンや他の貸金業者で借入をして、何かしらトラブルを抱えている方にはアイフルがおすすめだと言えるでしょう。

[jin-fusen2 text=”アコム”]

審査通過率 約47% ※アコムマンスリーレポート
金利 3.0%~18.0%
審査スピード 最短30分
使用用途 生計費(生活費、レジャー資金、教育資金など)に限ります。

審査通過率が高く、借入までのスピードが速いのがアコムの特徴です。

30日間の無利息期間や顧客対応満足度が高いこともメリットです。

アコムは1社目のカードローンに選ばれることが多いため、審査通過率が高いようです。

また、在籍確認によってカードローンの利用がばれてしまうのを恐れている方もいるでしょう。その場合は、在籍確認に柔軟な対応をしてくれる消費者金融を選んでください。

原則、在籍確認なしで利用できるカードローンは存在しません。しかし書類などを用いて、会社への電話連絡をせずに在籍確認を行ってくれるところも存在します。

また、少額の融資であっても審査不要にすることは絶対に出来ません。

カードローンの審査は、返済能力の有無を確かめる為に行われます。実はこれは正解でもあり、建前でもあるのです。

確かに返済能力のない人にお金を貸して返済がされなかった場合、貸金業者は損をすることになるので、返済能力がない人にはお金を貸しません。

貸金業者は、無担保や保証人不要を謳っていても、保証会社による保証をつけて貸付をしているのが現状です。

ですから、返済能力がない人にも貸付することはできるはずです。それなのになぜ、審査が必要なのでしょうか。

その理由は、貸金業者が貸金業法や銀行法に準じて営業しているからです。

貸金業者は、貸金業法や銀行法に則った運営を行わないと、行政処分の対象となります。営業停止や貸金業者の登録を剥奪されてしまう可能性があります。

特に総量規制に対して貸金業者は細心の注意を払って審査を行います。ですから、現在の借入額が年収の1/3を超えている場合は、慎重になる必要があります。

他社借入が多数ある場合はおまとめローンか債務整理をするしかない

消費者金融と言えど、審査をしないでお金を貸すことはありえません。銀行に比べて審査の難易度は下がりますが、必ず審査が必要です。

実際、年収が100万円程度で、他社借入件数が4件あったとしても、審査を受け付けてくれる消費者金融は大手にも存在します。

本来、審査に対してはそのくらい寛容ではあるのですが、他社借入件数が5件あると大手消費者金融での借り入れはできないと考えた方が良いです。

また、総量規制に引っかかってしまった場合も消費者金融の利用は不可能となります。
もし、他社借入件数が多すぎて借入できないのであれば、多重債務状態であると認めざるを得ません。

その場合は、おまとめローンをするか債務整理をするしかありません。

おまとめローンであれば、消費者金融であっても総量規制の対象外となります。これは、貸金業法に基づく総量規制の例外に当たります。

利用者にとって一方的に有利になる借り換えに当たる為です。ローンが一本化されるため、返済サイクルや金利の負担も軽減されるためおすすめです。

注意点として、大手銀行のおまとめローンは避けるべきです。審査難易度が非常に高い為、審査落ちして信用情報に傷が付くリスクが高すぎます。

ですから、アイフルやプロミスのおまとめローンなど、消費者金融の一本化商品を選ぶのが間違いありません。

ブラックになっていないか不安なら信用情報を取り寄せてみよう

信用情報についた傷が気になっているなら、あなたの信用情報がどうなっているのかを確認してみましょう。

[jin-fusen2 text=”カードローン審査における信用情報開示請求の方法”]
貸金業を営む消費者金融や銀行は、個人信用情報機関という信用情報を扱っている機関から個人の信用情報を調べて審査を行っています。

もしあなたが信用情報の傷を心配して、審査を躊躇しているのであれば、自分の信用情報を確認することが突破口になるかもしれません。

個人の信用情報はCIC、JICCなどの全国銀行個人信用情報センターに保管されています

  • 携帯電話の割賦購入をしたことがある方。
  • クレジットカードを利用したことがある方。
  • 消費者金融や銀行からお金を借りたことがある方。
  • なにかしらのローンを組んだことがある方。

上記の事例は、個人信用情報機関に利用情報が登録されています。

個人信用情報は窓口に行くか郵送で取り寄せます。

信用情報機関 窓口
CIC 首都圏開示相談室
北海道開示相談室
東北開示相談室
中部開示相談室
近畿開示相談室
中四国開示相談室
九州開示相談室
JICC 東京開示センター
大阪開示センター

ほとんどの貸金業者は、携帯の割賦情報や他社ローン契約の情報を、CICとJICCで確認します。

ですから、どちらか一方の情報を確認するのではなく、両方の情報を確認するのがおすすめです。

ですが、JICCは東京と大阪にしか開示センターが存在しませんから、郵送で信用情報の開示を行うのが楽です。

[jin-fusen2 text=”KSC(全国銀行個人信用情報センター)での情報開示”]

全国銀行個人信用情報センターでの個人信用情報の開示は、郵送でしか行っておりません。

電話での開示請求や窓口での開示請求には対応していません。

全国銀行個人信用情報センターでの信用情報開示資料

結論:審査なしで借りれるのは闇金しかない

審査なしを謳う業者のビラを街角で見たことがあります。しかし、これらの業者はどれも正規の貸金業者ではなく、違法の闇金です。

サラ金や街金と呼ばれる中小の消費者金融でも必ず審査を行います。そのため、審査なしを謳う貸金業者は、法の外にいる闇金しかありません。

  • 法外な利息
  • 法外な取立て
  • 法外な利用規約

日本の法律に守られた状態で安全にお金を借りるなら、違法な業者からお金を借りるのはやめてください。

もしあなたがお金を借りようとしている業者が、闇金かどうかを判断したい場合は、登録貸金業者情報検索サービスで業者名を調べてください。

この結果に出てこない場合は闇金の可能性が高いです。もしくは、金融庁で無登録の業者を公表していますから、安易に連絡をせずにまずは調べてください。

また、検索情報サービスも完全とは言えませんので、最新情報は財務局か都道府県に確認してください。

この記事を書いた人

2009年静岡大学卒業。自動車販売の営業職を経験し、ローンの仕組みや個人の資金繰りに興味を持つ。

2011年名古屋大学大学院在学中に3級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。

2012年同大学院在学中に2級ファイナンシャル・プランニング技能士に合格。

トータル・ライフ・コンサルタントとしての経験を活かし、弁護士、司法書士、税理士・貸金業務取扱主任者と共にキャッシングナレッジの全面監修を担当。
著者・監修者プロフィール

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