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イオン銀行カードローンは甘い?審査落ちする原因をまとめました

イオン銀行カードローンは、なじみのあるイオングループということで主婦の方を始め幅広い層の人が利用を検討するカードローンではないでしょうか。

これから申し込みをしようと考えている方は、イオン銀行カードローンの審査の基準や落ちない為のポイント等気になることがたくさんあると思います。

こちらのページでは、申し込み前に知っておきたい審査の流れや、よくある疑問をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

イオン銀行のホームページによると、利用申し込みができるのは次のすべてを満たす人と記されています。

  • 日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方
  • ご契約時の年齢が満20歳以上、満65歳未満の方
  • ご本人に安定かつ継続した収入の見込める方

利用条件を見るとわかるように、イオン銀行カードローンの申し込みにイオン銀行口座の有無は関係ないので口座を持たない方でも申し込むことができます。

ただし、のちほど詳しくご紹介しますが、口座を持っている方は初回融資を早く受けられるメリットがあります。

目次

専業主婦でも配偶者に収入があれば申込可能

イオン銀行の外観

利用条件には本人に安定かつ継続した収入が必要と書かれていますが、専業主婦(夫)も申込可能であることが明記されています。

ただし、専業主婦の申し込みを受け付けているからと言って、審査が甘いとは限らないようです。

専業主婦の方が申し込む際の留意事項として次の条件が付いています。

  • 本人に収入のない場合は、配偶者に安定かつ継続した収入が必要
  • 申込みは限度額50万円まで

専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば、限度額50万円以内で申込可能であることがわかります。

申込時に配偶者の年収を記入する必要はありますが、配偶者の名前や勤務先の申告欄はありません。
専業主婦の申し込みの場合、在籍確認の電話も自宅の固定電話宛てになりますので安心してください。

専業主婦の方が申し込む場合は、ご自身の信用情報の内容が審査に大きく影響しますので覚えておきましょう。

パートやアルバイトでも申込できるが学生は不可

イオン銀行カードローンは定期的な収入があれば、正社員に限らずパートやアルバイトの方も申込可能です。

ただし、学生の場合は20歳以上でも申し込みはできないので注意しましょう。

学生でも申し込みできるカードローンはありますが、カードローンの利用歴は将来の住宅ローンなどに影響してしまうこともあります。
学生は家族に相談したり、可能な限りカードローン以外の方法を考えることをおすすめします。

イオン銀行カードローンの審査の流れ

イオン銀行カードローンの審査の流れについてご説明します。
イオン銀行カードローンの申し込みは2通りあります。

  1. イオン銀行店舗の備え付け端末
  2.     

  3. WEB申し込み

1つ目はショッピングモール内のイオン銀行店舗で申し込みを行います。
イオン銀行のスタッフと対面で申し込む方式ではなく、備え付け端末から入力する形式です。
ご自身のパソコンやスマホから申し込むのと大きな違いはありませんので、インターネットを利用できる環境がある方はWEB申し込みが良いでしょう。

また、イオン銀行内で申し込みたい場合は、備え付け端末のない店舗もありますので訪問前に確認することをおすすめします。

2つ目のWEB申し込みはWEBで完結でき大変便利です。
WEB申し込み後の詳しい流れを見ていきましょう。

  1. WEB申し込み
  2. 提出書類アップロード
  3. 審査結果通知
  4. 振込融資
  5. ローンカード受け取り

スマホやパソコンからWEB申し込みをすると、イオン銀行から受付確認のメールが届きます。

このメールに専用マイページの案内が記載されていますので、案内に従って本人確認書類をアップロードしてください。
在籍確認を終えると審査結果がメールで通知されます。

イオン銀行カードローンの申込時に必要な書類一覧

イオン銀行カードローンで提出書類として認められているのは、以下の書類です。

本人確認書類 運転免許証(変更事項がある方は両面)
パスポート(お名前、生年月日、ご住所、有効期限、発行日、公印のあるページ)
外国籍の方は、いずれか一通必須
在留カード(変更事項がある方は両面)
特別永住者証明書(変更事項がある方は両面)
収入証明書類 イオン銀行から求められた場合、いずれか一通必須
源泉徴収票(前年度)
給与明細(直近3か月以内に発行された給与明細2ケ月分)
直近の住民税決定通知書

本人確認書類は、ローンカードを受け取る時にも必要です。
その時は次の3つのうちのいずれかひとつを提示してください。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード

必要書類のアップロードが遅れると審査がストップしてしまいます。
スムーズに進めるためには、申し込み前に準備しておくことをおすすめします。

属性スコア

申込者本人の信用度がどれくらいかを数値化する審査です。

年収や年齢、持ち家の有無からどれくらい返済能力を有しているかを確認します。
勤務先や雇用形態が重視されると思われがちですが、勤続年数も非常に重要です。
同じ会社に長く勤めている人は今後も継続して収入が見込めると言えますが、数か月の場合は仕事が安定しているとは判断されない場合もあります。

信用情報

当然ですが、個人信用情報も確認されます。

事故情報が登録されていないか、他社借り入れ状況はどうなっているかを確認し、問題がある場合は審査落ちとなってしまう可能性が高いです。

専業主婦の方は信用情報に問題がないことがもっとも重要です。
長期延滞情報といった事故情報が登録されていたら厳しいと考えたほうが良いでしょう。

保証会社との過去のトラブル

信用情報の事故記録は5年から10年経過すると消えますが、保証会社の社内記録は別です。
信用情報には残っていなくても保証会社が自社で保管している記録から長期延滞の過去のトラブルが見つかると、返済能力に疑問を持たれてしまいます。

イオン銀行カードローンの保証会社はイオンクレジットサービスとオリックス・クレジットなのでこれらの会社との過去のトラブルもチェックされます。

イオン銀行カードローンに少しでも通りやすくするために、次の4つのポイントに注意しましょう。

  1. 申し込みフォームはミスなく正確に
  2. 他社借入はできる限り減らしておく
  3. 限度額は低めに希望する
  4. 同時期に複数のカードローンに申し込まない
申し込みフォームはミスなく正確に

入力ミスがあると審査が長引いてしまいますし、意図的に嘘の申告をしたと捉えられてしまうこともあります。
早く申し込みたい気持ちはわかりますが、自信のない項目はきちんと調べ入力内容にミスがないかよく確認しましょう。

また、虚偽申告は絶対にやめましょう。

年収や勤続年数はサバを読んで多く書いても問題ないだろう…と考えるかもしれませんが、担当者はプロなので矛盾にはすぐに気づきます。
疑わしい点があると、場合によっては詐欺罪にも該当しますので虚偽申告は絶対にしてはいけません。

他社借入はできる限り減らしておく

他社借入は少なければ少ないほど通りやすくなります。

特に借入件数がすでに複数件ある場合は、今後返済が困難になるのではないかと疑われます。

イオン銀行カードローンは他社借入があると審査に通りづらくなります。
2社以上他社の借入がある方は通過が難しいと考えられますので、できるだけ件数を減らしてから申し込むようにしましょう。

限度額は低めに希望する

借入希望額はできるだけ少なく希望しましょう。

銀行カードローンは総量規制の対象ではありませんが、貸し倒れを防ぐためにも他社借入も含めて年収の3分の1を超える融資は行いません。

特に正社員でない方や年収が低い方は、借入を希望する最低限の金額で申し込みましょう。

同時期に複数のカードローンに申し込まない

いくら焦っていたとしても、同時期にいくつものカードローンに申し込みすることは避けましょう。

短期間にいくつものカードローンに申し込むとよっぽどお金に困っているような印象を与えてしまい、申し込みブラックと判断されると通りづらくなってしまいます。

イオン銀行に申し込んだ方は他の銀行・消費者金融への申し込みはせずに結果を待ちましょう。
また、すでに他のカードローンに申し込みした方は、できる限り期間を置いてから申し込んだ方が審査に通る可能性は高くなります。

イオン銀行カードローンの審査にかかる日数や時間はどのくらい?

まず、イオン銀行カードローンの審査は年中無休で行われています。そのため、いつでも都合の良いタイミングで申し込むことができます。

審査は土日・祝日も含めて行っていますので、急な出費の時にも頼れる存在です。

しかし、イオン銀行に限らず銀行カードローンは即日融資に対応しておらず審査時間は1日以上かかります。

イオン銀行に限らず銀行カードローンは、申込者の情報を警察庁のデータベースと照会することが義務付けられています。

この照会には最短でも丸一日かかりますので、申し込んだその日に審査結果を知ることは難しく即日融資も不可となります。

ただし、イオン銀行の口座を持っている方は、初回のみ振込で融資を受けることができます。

ですから、少しでも早く融資を受けたい場合はあらかじめイオン銀行の口座を用意しておき、平日の午前中に申し込むことをおすすめします。

イオン銀行の口座を持っている人は最短2営業日で借り入れ可能

審査にかかる具体的な時間や日数は公表されていませんが、警察庁のデータベース照会にかかる時間を考慮すると結果が出るまでに2営業日はかかります。

イオン銀行の普通預金口座をお持ちの方ならば、すぐに振込融資を受けることができます。
ローンカードの受け取りを待つ必要がありませんので最短2営業日で初回の借り入れが可能です。

振込融資は初回の一回のみ可能で、翌々日の朝9時以降はインターネットバンキングでの借り入れも可能です。

イオン銀行の口座を持っていない人は最短でも5営業日かかる

イオン銀行の口座を持っていない方は、申込から初回融資まで最短でも5営業日程度かかってしまいます。

結果が通知されて、ローンカードは佐川急便の受取人サポートを利用して、5日程度で自宅に届きます。
受取人サポートは受け取り時に運転免許証やパスポートで本人確認の為の提示しないと受け取ることができません。

仕事等で不在だとさらにローンカードの受け取りが遅くなってしまいますのでご注意ください。

イオン銀行カードローンの結果はメールで通知される

イオン銀行カードローンの審査結果はメールで通知されます。

申し込み時に入力したメールアドレス宛に、結果が確認できる専用ページのURLが記載されたメールが届くのでアクセスして結果を確認してください。

メールがなかなか届かないのはなぜ?

審査の結果を確認できるまでに、最短でも2~3日かかります。

それ以降も結果の通知が来ない場合は、審査が長引いている可能性が高くなります。
特に通過できるかどうかぎりぎりのラインにいる人は、時間がかかる傾向にあります。

また、必要書類の提出にすぐに対応できなかった場合は、結果の通知が遅れることがあります。

なかなか通知が届かない時は、専用ダイヤルで状況を問い合わせることができます。

イオン銀行コールセンター
ローン専用ダイヤル

TEL:0120-48-1258
9:00~18:00(年中無休)

イオン銀行カードローンに落ちた時の原因

残念ながら審査に落ちてしてしまった場合はどのような原因が考えられるのでしょうか。

例えば、勤続年数や収入に問題がある場合です。

次のような方は返済能力が高いとは言えずに落ちてしまうケースがあります。

  • 勤続年数が半年未満と短すぎる
  • アルバイトやパートで十分な収入が得られていない

収入が少ないと判断された場合は、借入希望額を減らすことで通りやすくなることもあります。

借入件数が多いと返済管理が難しくなりますので、担当者が返済能力に疑問を持ってしまいます。
すでに複数の借り入れがある方は、それが原因で落ちたと考えられるでしょう。

返済管理をしっかり行うためにも、まずは借入件数を減らすことをおすすめします。

また、短期間に複数のカードローンに申し込みをした方は、申し込みブラックになってしまっていることがあります。

同時期にいくつものカードローンに申し込むと、切羽詰まっていると判断されてしまい担当者の目が厳しくなってしまいます。

申し込みブラックになっているかもしれないと感じた方は、半年以上間をあけてから次のカードローンに申し込むことが望ましいです。

そして、イオン銀行が指定する保証会社で過去に金融事故のトラブルを起こしたことがある方は落ちやすくなってしまいます。

個人信用情報の事故記録は5年から10年で消えますが、保証会社が保管している事故情報はそれ以上の期間残っている可能性が高いです。

イオン銀行カードローンの保証会社であるイオンクレジットサービス、オリックス・クレジットが発行しているクレジットカードの利用で、長期延滞のトラブルを起こしてしまった方はそれが原因になっている可能性があります。

なお、ご覧の通りイオン銀行カードローンの保証会社は2社あります。

保証会社が2社である場合、両方の審査に通る必要はありません。どちらか1社に通過できれば問題ありません。

保証会社2社両方でトラブルを起こしてしまった方はイオン銀行カードローンではなく、別の保証会社がついているカードローンを検討したほうが良いでしょう。

では、イオン銀行カードローンに落ちてしまった場合、どのような対策を取れば良いのでしょうか。

イオン銀行カードローンは、審査に落ちてもすぐに申し込むことができますが、申し込みブラックを避けるためにも最低半年以上の期間を開けることをおすすめします。

原因がわかっていても解決に時間がかかる場合は、別のカードローン申し込みを検討してみましょう。

消費者金融ならば銀行カードローンとは基準も異なるため、通過できる可能性があります。
また、大手消費者金融は土日も含めて即日融資を行っていて、審査結果も比較的早く出ますので心強い存在です。

本人に安定した収入があれば正社員でなくても申込できますが、消費者金融は総量規制の対象になるため収入のない専業主婦の方は申し込むことができません。
パートをしていて収入が安定している方ならば申し込み可能です。

この記事を書いた人

2009年静岡大学卒業。自動車販売の営業職を経験し、ローンの仕組みや個人の資金繰りに興味を持つ。

2011年名古屋大学大学院在学中に3級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。

2012年同大学院在学中に2級ファイナンシャル・プランニング技能士に合格。

トータル・ライフ・コンサルタントとしての経験を活かし、弁護士、司法書士、税理士・貸金業務取扱主任者と共にキャッシングナレッジの全面監修を担当。
著者・監修者プロフィール

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